The Transplants

直接的に音楽性からパンクとヒップホップの影響を感じるバンドといえば、このThe Transplantsがあげられるでしょう。Rancidのティム・アームストロングがサイドワークとしておこなうこのバンドは、よりヒップホップ色を強めたRancidといえば分かりやすいでしょうか。Rancidのファンやハードコア、パンクの文脈でしかあまり語られることがないこのバンドですが、ヒップホップの文脈でも、もう少し取り上げられていいはずです。

What I Can’t Describe

サモア系のヒップホップグループBoo-Yaa T.R.I.B.E.と共演したこの曲は、The Transplantsの楽曲の中でもっともヒップホップ系のファンに訴求するものを持っています。またBoo-Yaa T.R.I.B.E.のメンバーには、大相撲で活躍した元大関小錦の親類もいて、日本人にも親しみやすいのではないでしょうか。